8ミリ通信No.4 工場長のワンポイント・アドバイス
知ってると便利
工場長のワンポイント・アドバイス
 工場長から8ミリ様へ。残暑お見舞い申し上げます。
どこか調子の悪いところがあれば、夏バテとあなどらず早めに看てもらいましょう。
      
       捨ててはイケマセン!
壊れた機械も捨てたもんじゃない!

 まだまだ暑い日が続きますが、皆さま並びに8ミリは元気ですか?今回はこの夏の総括として、前回のテストを含め、メーカーで修復不可能と言われた調子の悪いカメラに頭を抱えていらっしゃる方々への提案です。

 たとえ修理不可能と言われても、まだまだ捨てたもンではありません。その状態を逆に利用する方法もあるのです。例えばレンズが曇ったりカビているカメラはソフトフォーカス効果を利用してみてはいかがでしょう。
回想シーンや夜景の撮影などに使ったら意外と面白いかも。
 撮影コマ数が遅いカメラは、正常のコマで映写するとチョコマカと動くので人物や車など、コミカルな作品づくりに利用できますね。こういったカメラは露出が過度になりやすいので、NDフィルターを使うことをお忘れなく。
 電池を入れても動かないカメラは、電池ボックスの接点を磨いてみたら動くかもしれないのですが、どうしても動かない場合は思い切って分解してモーターの軸を外部に出して手回し式(ハンドクランク)カメラに改造するという方法があります。
 三脚でカメラを固定して、手でクランクの回し方を調節すればフレームの中で止まっている物は鮮明に、動いているものは尾を引いた様に動いて見えます。
この場合もNDフィルターを使い、テスト撮影をして下さい。
 改造に関してはカメラにより千差万別です。不明な点は、当工場へご連絡ください。

 しかし、カメラはカメラ本来の機能があってこそカメラ。基本的に部品の入手さえ出来れば直らない機材は無いと考えます。
 つい最近もある映像作家の方から9コマ撮影が出来ないカメラの修理依頼がありましたが、分解して内部を見ていくとプラスチック製のギヤが割れており現段階では修理不可能でした製造から二十年以上たち、交換部品もなく当時の製品を知る技術者がいないこともあって、メーカーは修理を受け付けないのが現状です。
 そこで得策として、複数の機材を組み合わせるという方法を当工場では試みています。ある部分が修理不可能でカメラとして本来の機能が果たせなくなってしまっても、まだ生きている部分を他のカメラに利用しそれが立派に機能できればこんな素敵なことはないと思いませんか。今をときめくドミノ移植に似たところがありますよね。で、結論。皆さんのお手元に「修理はあきらめた、もう処分しようと思っている」カメラや映写機がありましたら、捨てられる前にぜひ、連絡して下さい。当工場では8ミリを愛する人と人の橋渡しをして行きたいと思います。

★工場長からのひとこと
 8ミリを修理する時いつも思います。
 どこが悪いの?
 なぜ壊れたの?
と心でつぶやき対話しながら作業していると物言わぬ機材から答えが返ってくるように感じます。壊れるには原因があります。どうぞ皆さん、8ミリ機材に愛情をもって接して下さい。必ず愛機はこたえてくれるでしょう。
                           8ミリ通信No.4 page,10
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2008-12-26 11:30 | 工場長のワンポイント~ | Comment(0) | Trackback(0)
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